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1913年、マリオ・プラダとその兄弟がミラノに皮革製品のブティックを開業。プラダ(PRADA)はイタリアのラグジュアリーブランド。メンズ&ウィメンズの洋服を中心にシューズ、バッグなどのアクセサリー、アイウェア、フレグランスと幅広く展開している。

プラダは“心づかい”から美を追求 ウェディングドレスや看護服が着想源に【2023-24年秋冬 ミラノ速報】

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プラダは“心づかい”から美を追求 ウェディングドレスや看護服が着想源に【2023-24年秋冬 ミラノ速報】

2月23日(現地時間)に開催されたプラダ(PRADA)2023-24年秋冬コレクションは、“ケアをする”を意味する「TAKING CARE」と題された。ミウッチャ・プラダとラフ・シモンズは、見た目の美的価値ではなく、“心づかいの美しさ”や“愛の美しさ”を着目。ケアを象徴する看護師の白衣、愛を表すウエディングドレスなどを日常のファッションに落とし込んだ。

プラダ(PRADA)財団内のスペースには、1月に発表されたメンズコレクションと同様にミニマルなコンクリート打ちっぱなしの空間。ショーがスタートすると天井がゆっくり上昇する仕掛けも一緒だったが、メンズの会場で隠れていた天井のシャンデリアが、ウィメンズでは百合の花の装飾になっていた。

やさしい百合の香りに包まれたショーは、“心づかいの美しさ”がキーワードになっている。ミウッチャ・プラダは「ファッションには、グラマラスなものだけが重要だという考え方がありますが、私はその概念は嫌いで、常に闘ってきました」とコメントする。そこで、美の概念を再考してコレクションを構築したという。

日常で着用できるウエディングドレス




プラダは“心づかい”から美を追求 ウェディングドレスや看護服が着想源に【202324年秋冬 ミラノ速報】


序盤は、ウエディングドレスを日常に落とし込んだシリーズ。シンプルなセーターやジャケットに、花のレースやコサージュをあしらった純白のスカートを合わせて、カジュアルな装いをグレードアップする。ラフ・シモンズは「ウエディングドレスのようにその一日のために作られたものを、日常的なものにしています。この愛を称える日が、なぜたった一日のことなのでしょうか?」と問いかける。

プラダは“心づかい”から美を追求 ウェディングドレスや看護服が着想源に【202324年秋冬 ミラノ速報】
続くのは、ミリタリーウェアを昇華したドレスやトップス。タイトシルエットのカーキドレスは、軍服の肩章を施しながら、ネクタイにコサージュを融合し、スカートはイブニングドレスのような長いトレーンが特徴的だ。これは、今も続くロシアによるウクライナ侵攻に想いを馳せているよう。戦う服ではなく、洗練されたファッションへと変換する。

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ロングで細身のダッフルやチェスターコートをはじめ、クロップドのモッズコートなど、アウターの種類が豊富。ケープコートは、第二次世界大戦の時に看護師が着用していたコートからインスパイアされたとか。

プラダは“心づかい”から美を追求 ウェディングドレスや看護服が着想源に【202324年秋冬 ミラノ速報】
2023-24年メンズコレクションから踏襲したアイデアも見られた。メンズでも真っ白なクッション風のパッファージャケットはクロップ丈になり、スカートとのセットアップとして提案。暖かく柔らかいパッドが“衣服によって身体を保護する”という気遣いや安全を保つという、テーマにも結びつけている。

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ほかにも、メンズのアイテムと連動したバイカラーの尖った付け襟をプラスしたカーディガンやコートが登場する。

人を気遣う美しさを表す、ナース風のドレス




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プラダがデザインリファリレンスにする“ユニフォーム”のアイデアは今季、看護師の白衣をロングドレスに作り替えて表現。ミウッチャは「誰かを気遣うケアという行為は美しいもの。私たちは、このケアを表現するユニフォームを美のユニフォームに変えたいと思いました」と話す。

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終盤には、ハンドペイントの幾何学柄をのせたイブニングドレスや、背中が膨らんだバックシャンのショート丈のアウターが多出。シルエットは全体的に細長いロング&リーンで、エレガントな印象を与える。

折り紙風のシューズが登場
プラダは“心づかい”から美を追求 ウェディングドレスや看護服が着想源に【202324年秋冬 ミラノ速報】
バッグは、トライアングルの形をしたケース風の新作が登場。ピンクやイエロー、グレー、ブラックなど色鮮やかなラインアップだ。シューズは、コサージュと折り紙のようなディテールが特徴的なポインテッドトゥのパンプスが目を引いた。ローヒールやフラットシューズも多くあり、“ケア”に通ずる、歩きやすさへの考慮も感じさせた。

細部まで“思いやり”を詰め込んだ今季コレクションは、心を温かい気持ちにする内容だった。見た目が重要であるファッションだが、込められたアティチュードに共感することも美徳だと言えるだろう。

デュア・リパや永野芽郁、ソン・ガンらが来場!
Photo Courtesy of Prada
Photo: Courtesy of Prada Jacopo M. Raule/Getty Images

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会場には、歌手のデュア・リパや俳優のハンター・シェイファー、マヤ・ホークをはじめ、韓国の俳優ソン・ガン、Kunの名でも知られる中国のスター、カイ・シュクンらが来場。日本からはブランドアンバサダーである永野芽郁が駆けつけた。

記事のソース:https://www.vogue.co.jp/fashion/article/fall-2023-ready-to-wear-prada
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プラダ ハイヒール - Forkopi.com
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